オズニンクの竜

このページでは、リッターが発見したディートリヒと竜の戦いを裏付ける 証拠について語ります。

サガと比較

ディートリヒが家来のファゾルトを供に連れオズニンク山脈を旅しているとき、 男の人をくわえてゆく竜に出くわします。ディートリヒとファゾルトは、すぐさま これと戦い、男を救出します。

『サガ』のこのくだりを調べていくなかで、Ritter は、ビュール Bür という 小村にやってきました。 この村の近くでディートリヒは竜と対決したはずです。Ritter が村の住民に問い合わせると、 近くに恐竜の跡があると言われました。そこで、すぐさまそこに駆けつけ、恐竜の化石跡を 自分の目で確かめたのです。

その化石は巨大で、かなり大型の爬虫類の名残りに違いありませんでした。 おそらくゲルマンの英雄、もしくは語り部が、竜のものだと断定したでしょう。 いうまでもなく、面白いストーリーのネタにはかっこうの材料です。

Ritter は、ディートリヒとファゾルトがここにやってきて化石跡を見て、 ドラゴン退治のほら話を創作したのだと結論しました。 もちろん、そういった可能性もありますが、後世の語り部が、この化石跡を 現地の聴衆に説明するために、このディートリヒ英雄譚を創作したとも 考えられないでしょうか。

竜退治の物語の作者が何者だったにせよ、『シドレクスサガ』の著者には、それが何を言及していたか、 わかっていたことが明らかです。『サガ』の描写を読むと、それがビュールの化石であることは 疑いの余地もありません。
よって、『シドレクスサガ』の著者が、ディートリヒや他の英雄たちを、ドイツ西部の住人だった と信じていた裏づけが、ここに見つかります。

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